ミヤコタナゴ ピンチ
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ミヤコタナゴ ピンチ [増殖に成功し書類送検される]

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2014/01/14(火)

東京都荒川区に住む会社役員が、絶滅危惧種のタナゴを養殖し、
増えすぎた為に文化庁に「増えすぎたので引き取ってほしい」
と連絡したようです。

連絡を受けた文化庁は警視庁生活環境課に連絡、「種の保存法違反と
文化財保護法違反容疑で」書類送検されました。

会社役員は平成24年5月友人から絶滅の恐れがある淡水魚「ミヤコタナゴ」
28匹を譲り受ました。

譲り受けた会社役員は専門書や熱帯魚店の助言などを参考に、
繁殖に努め、1年掛かって40倍の1121匹まで増やしたようです。

ミヤコタナゴは世界でも関東地方にしか分布していない、
日本特産のコイ科タナゴ亜科アブラボテ属の魚です。

繁殖が困難とされ、1974年に国の天然記念物に指定され、
1994年には環境省の種の保存法で絶滅が危惧される生物にされましたが、
その後も減少が著しく、絶滅が危惧されています。

寿命は自然環境では1年数ヶ月、飼育下では3~5年です。
体の大きさは、1年で30~40mm、
飼育下では70mm以上の個体もいます。

ミヤコタナゴをはじめ日本には15種類のタナゴ類が分布し、
メスは産卵管を伸長し、 生きている淡水二枚貝のエラに
托卵するめずらしい習性をもっています。

会社役員はそんな事を「知って居たのか知らなかったのか」?
普通で有れば「絶滅危惧種を増殖させたのですから」賞賛されて
然るべきなのに、書類送検されたのです。

容疑を認めているという事なので、国の許可を得ずに飼育してはいけない
と言う事を知っていたのでしょうね!

これを期に環境省はこの方に依頼して、
ミヤコタナゴの増殖を図ってもらっては如何なものでしょうか?

ミヤコタナゴの生息環境を壊したのは国土交通省ですよね。

どこがオカシイのか分からない話に成って来ましたね。





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