原発問題 早く稼働させたいのは誰?
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原発問題 早く稼働させたいのは誰? [社会問題]

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原発は原爆と同じく、その燃料はウラン、またはプルトニウムです。
原発を動かせば「原発のゴミ」、「使用済み燃料」などと呼ばれる高レベルの
放射性廃棄物が出ます。

その解決方法として考えられたのが「再処理」です。

使用済み燃料の中から、新たに生まれたプルトニウムを燃料に再加工するために取り出し、
それをまた燃料として使おうという計画なのですが、青森県六ヶ所村の六ヶ所再処理工場は、
何度も試験運転で失敗をくり返し、商業運転開始のめどは立っていないようです。

その最終処理方法も確立されてないのに、原発は再稼働されようとしています。

政府は先月末、国の中長期のエネルギー政策の指針となる「エネルギー計画」
案を明らかにしましたが、原発を「重要なベースロード電源」と位置付け、
「再稼働を進める」ことを明記。3月中の閣議決定を目指しています。・・・・ベースロード電源とは、
時間帯や季節に左右されず、一定の電力を供給する電源のことです。

つまり安倍政権は「最終処理」をどうしたら良いのか解からない状態でも、「何としても再稼働」したいのです。

原発推進派はその根拠として、コストの安さを強調しています。

しかし、原発建設時の自治体対策費(交付金)、老朽化原発の廃炉にかかる費用、
今回のような事故が起きたときの被害者への補償などを考えただけでも、
とても安いとは思えません。

それらは、私たちが支払う電気料金の中からまかなわれるのです。

ひとたび事故が起これば、環境中に大量の放射能を放出し、何年にもわたって汚染を続けます。
事故が起こらなくても、原発の電気を使い続けなければならないのでしょうか。

誰が考えても安い「エネルギー」ではないのは明確です。
では何故「再稼働問題が新聞紙上」を賑あわせるのですか?
それは「自民党」が「民主党」から政権奪回を狙った時に、「原子力発電再開」を餌に、 大企業を抱き込んでいたのです。

そして今、税金をばら撒き、大企業に「給料のベース・アップを要求」し、景気浮上をアピール
しているようですが、目先は良くなるかも知れませんが、日本は終焉に向かっているとしか思えません。

政治家の本音は明日「僕のいた時間」でしかないのです。

日本を再生するのは「財政健全」しかないと思います。

まともな「政治家の出現」を望みます!


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